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日本企業による豪州への直接投資は、規模および事業分野共にこの10年で大幅な拡大・多様化傾向にあり、その累計金額は米国に次いで第2位となった。2017年から2018年の期間中、日本企業が関与したオーストラリアでのM&A取引の件数は69件に上る。
豪州の堅調な経済動向および人口増加率(G20で第2位)を受けて、上記期間中、日本企業29社が豪州市場に新規参入を果たした。
従来からの鉱物、エネルギー、食料の分野におけるマイノリティ投資に加え、新たな投資の傾向として、豪州の国内市場において展開する競業ビジネスを買収するという「セカンドトレンド」が顕著に見て取れる。
本稿では、上記69件の取引について考察すると共に、2019年のトレンドを予測する。
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